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公開日:2019/08/15  最終更新日:2019/07/02

年間の維持費を抑えるためのノウハウを知ろう!

軽貨物事業というのはオフィスワーカーやそれまで事業を立ち上げたことがない方にとっても十分おすすめできる仕事です。用意するものがそれほど多くないうえに難関資格や免許も大して必要なく、自動車免許と車、自宅とガレージさえ持っていれば誰でも立ち上げることができるからです。

しかし、軽貨物事業を立ち上げたからといって必ずしも利益を得られるとは限りません。どのように収入をあげ、そしてどのように維持費出費を抑えるのかといったことが、よりよい事業運営において重要になるでしょう。

 

軽貨物事業において必要となる主な維持費

軽貨物事業において支払うこととなる維持費の内訳には、実にさまざまなものがあります。設備に関わるものから命に関わるものまで、内容はかなり多彩かつ重要です。

この項目では、そうした維持費の要因となるものを紹介しています。まずはこれらについて把握しておかなければ、負担の割合を明確化して対策を行うことができないでしょう。

・・ガソリン代

軽貨物事業を運営されるにあたってもっとも大きな負担となる経費と言えば、やはりガソリン代でしょう。

ガソリンが車を動かすにあたって必須ではありますが、軽い貨物事業の場合、1日におよそ150~200キロメートル以上もの距離を走ると言われています。ほぼ毎日これだけの走行距離をはしっているとなれば、その月のガソリン代は5万、あるいは10万を超えるといったことも十分にあり得るでしょう。

また、ガソリン代の厄介なところは、経済状況によって価格が左右され、予測がしづらいというところです。かつて中東において大規模な戦争が勃発した際、ガソリンの価格が大きくはね上がったこともありました。もしまたこのようなことが起これば、ただでさえ大きなガソリン代の負担がさらに重いものとなるでしょう。

・・車検他メンテナンス費用

車というのは買えばそれまで、何をしなくてもずっと正常に動いてくれるというわけではありません。

状態のよくない車が公道を走り、突発的な故障によって大事故を誘発しないために、日本には「車検制度」が導入されています。日本国内においてナンバーを割り振られている車はすべて定期的(軽貨物事業者が主に取得している黒ナンバーは2年に1度)に車検を受けねばならず、事業者であってもそれは例外ではありません。

また、軽貨物事業を営んでいる場合、常時車を稼働させている状態となるので、営業用車両の調子が悪くなったり故障してしまう確率は高くなっています。そのため、軽貨物事業者はメンテナンス費用および修理費用を考慮したうえで事業計画を立てる必要があるのです。

・・保険加入料

軽貨物事業者に限らず、車を使用していることにより事故リスクが潜在的に予測されるような仕事に従事している人間は、各種保険への加入が必須と言えます。

先ほど述べた自動車に関連したトラブルを補償する「自動車保険」に、交通事故や病気による将来的な経済的損失をフォローする「生命保険」、商品の破損や建造物への損害による多大な賠償金支払いを補ってくれる「損害保険」など、あらゆるアクシデントを想定した各種保険に加入しておくことが、理想としては望ましいでしょう。

しかし、保険の加入料というのは決して気楽に支払えるものではありません。とくに、充実した内容の保険プランへ加入しようとすればするほど、その金額も比例して大きくなります。

・・営業所の電気代および水道代

軽貨物における維持費は、なにも車に関連したものばかりではありません。他の事業と同じく、営業所の運営に関する費用ももちろん計算する必要があります。

営業所の各種照明に空調や調理器具に関する電気代、洗面所やお風呂、トイレなどの水道代、その他観葉植物の管理費や、必要があれば清掃代に食材費など、かなり多種の費用が考えられるでしょう。

 

軽貨物事業における年間維持費削減ノウハウ

ご覧いただいたように、軽貨物事業においては実に多種、かつ多額の維持費が発生する可能性があります。

ですがこれらはさまざまな工夫を行うことによって、ある程度削減することができるようになってもいるのです。この項目にて維持費削減のノウハウを解説いたしますので、ご参考になさってください。

・・高性能カーナビの導入

ガソリン代を削減するもっともよい方法は何かというと、無駄な走行距離を減らすことです。たとえば目的地に着くまでに不要な周り道をしてしまったり、道に迷ってしまったりといったことを防ぐのです。

そのための有効的な手段としておすすめしたいのは、高性能なカーナビを導入することです。最近は無料のカーナビアプリも登場していますが、そうしたものは費用が安い分登録されている地図情報に手落ちがあることがしばしばで、ふつうであれば行かないような道、理由のない遠回りを指示してくることも少なくありません。年間のガソリン代を継続的に減少させていきたいのであれば、少々費用は高くとも、信頼できる性能を持ったカーナビの導入が有効な方法でしょう。

・・燃費のよい車両を使用する

ま事業に使用している車の燃費にも着目してみることをおすすめします。燃費というのは車によってかなり大きく差が開いてくるからです。たとえば価格が安かったから、知り合いから好意で譲ってもらったからといって年代物の車を使っていたら、知らず知らずのうちにかなりのガソリンを使用していたということも十分あり得ます。

軽貨物向きの車としては、軽バンなどが燃費と性能のバランスがよいとされています。これから事業用に車を購入される方は、燃費についても忘れずチェックしておきましょう。

・・保険の加入プランを見直す

転ばぬ先の杖としてとても重要な存在である各種保険ですが、これも実は維持費が増加する要因となっている場合があります。たとえば、必要以上に内容が充実しすぎているプランにはいってしまっている場合です。

個人事業主なのに法人を対象としたような内容のものに入っていたりすれば、当然不要な加入料を余計に払っているということとなります。維持費削減のため、その保険の内容すべてが自分に必要なものなのか改めて考える直し、場合によってはプランの変更も検討すべきです。

・・支払いの経費化を積極的に行う

少々逆説的に聞こえるかもしれませんが、維持費ならび支出を減らす手段として、経費を増やすといった方法があります。もっと具体的に言えば、経費として計上している金額を増加させることによって数値上の負債を増やし、それによって支払わなければならない税金を減らすということです。

これまでオフィスワーカーとして長年勤めてこられた方が苦手としていることが多いのですが、事業においてはいかに経費を作っていくかということも非常に重要です。たとえば、自宅を営業所としている場合、生活のために使用した電気や水道の料金はすなわち営業所の事務経費となるのです。営業所が賃貸の場合は、家賃なども計上できるでしょう。

このようにして、経費として計上できそうなものはどんどん計上していきましょう。

 

賢い維持費削減で賢い軽貨物事業運営を

軽貨物事業を成功させるには、ただがむしゃらに仕事をするだけではいけません。維持費他支出をいかに減らしていくかも重要となるのです。

この記事の情報を念頭に置き、無駄のない賢い事業運営を行っていきましょう。