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公開日:2019/06/15  最終更新日:2019/06/06

長距離チャーター案件は儲かる?その実態を徹底解明

軽貨物事業というのは手続きや設備の手間やコストが他事業と比較しても少なく、それまで会社で働いていたという方でも独立開業が行いやすくなっています。そんな軽貨物事業で案件を受注し、利益を獲得していくためにはさまざまな方法があり、事業者の考えを存分に反映させたビジネスが行えるということが大きな魅力です。

そんな軽貨物事業者が受けられる仕事のひとつに「長距離チャーター便」というものがあります。それまで軽貨物事業についてあまり関わったことのない方にとってはそれほどなじみがないことばかもしれませんが、事業者本人にとっては利益獲得および事業継続にとって重要となります。

 

長距離チャーター便とはいったい何?

それでは、長距離チャーター便の概要についてこの項目にて具体的に解説を行っていきます。

専属契約で長距離配送を行う

長距離チャーター便というのはいったい何かというと、簡単に説明をすれば「特定のお客の荷物を預かり、長い距離を経て輸送する」というものです。多くの方は「チャーター」という横文字のことばに引っかかるかもしれませんが、これは「自分のために雇う」という意味があります。飛行機やリムジンなどをチャーターするといったような状況が、映画やドラマなどでしばしば見られます。

軽貨物におけるチャーター便というのは、ひとつの契約元の荷物を専属で運ぶということです。通常配送というのはいくつかの契約元の荷物をいっしょに詰め込み、行ける場所から届けていくというやり方が一般的ですが、チャーター便の場合は、ひとつの企業や一人のユーザーから依頼された荷物のみを積み込み、輸送することとなります。

企業が頻繁に利用

長距離チャーターがどのようなときに利用されるのかということについてですが、主に企業によって依頼されることが多いです。たとえば、企業がとある営業所から遠く離れた拠点へとたくさんの部品や物資を送る必要が生じた場合、複数の業者に分割して依頼するよりも、ひとつの業者と専属的な契約を結んでチャーター便を行わせた方がコスト的に優れています。また、他の企業との荷物と混ざることがないので、配送ミスや破損といったトラブルを避けられるというメリットもあるのです。

長距離チャーター便は多くの企業によって依頼されており、軽貨物事業者にとっては決して無視できない存在なのです。

 

軽貨物業者にとっての長距離チャーター便のメリット

複数の拠点を持つ大きな企業にとってコストパフォーマンス的な利益のある長距離チャーター便ではありますが、それを受注する軽貨物業者にとってもさまざまなメリットがあります。

得られる報酬が大きい

先の項目で、企業にとってチャーター便はたくさんの荷物を送りたい場合比較的コストパフォーマンスに優れていると解説しました。それは、複数の業者に分割して配送させた場合と比べ費用が少なく済むからなのですが、逆にそれらを受注する軽貨物事業者から見れば、一度に大きな利益を得られるということとなるのです。

いったいどういうことなのか具体的に解説を行いますと、長距離チャーター便は専属契約で、いわゆる貸し切り状態となるため、その分割り増しの料金が請求できます。企業にとってはそれでもコストパフォーマンス的にメリットがあるのですが、軽貨物事業者から考えても通常の依頼より高い報酬が獲得できるということで、依頼を行う企業とそれを受注する業者の双方が得をするという形となります。

手続きや確認がスムーズに行える

また、ひとつの企業との専属契約という点は、金銭利益的な面以外にも軽貨物業者にとってうれしいポイントもあるのです。長距離チャーターの場合、契約を行うのがひとつの企業のみとなるため、複数の業者と手続きを交わしたり荷物を確認するといったことが必要なくなります。

ですので、そうした配送前後の手続き確認の時間も減らせるのです。その上で通常の配送より高い報酬を得られるので、かなり旨味があると言えます。

ひとつの企業との関係性が増す

これはどちらかと言えば長距離チャーター便をひとつの企業と何度も行った場合のメリットなのですが、事業を安定して運営させていくためには重要なポイントです。

長距離チャーター便というのは専属契約を交わすだけあり、軽貨物業者にとってはとても大きな責任が伴います。しかし、逆に言えば、それだけ責任重大な案件を請けてくれる業者は、企業にとって頼れる存在となっていくでしょう。

長距離チャーター便をトラブルなくこなすことができれば、同じ企業から今後さまざまな案件を任されるといったことも有り得るのです。複数の企業との長距離チャーター便を複数こなしていけば、より安定的な利益が期待できるでしょう。

配送が容易な場合も

長距離チャーター便について、困難な案件であるというイメージを持たれているという方もいるでしょう。確かに、長距離の輸送というものは体力と時間を要するものです。しかし、考えようによっては通常の配送案件よりもスムーズに業務をこなせる可能性もあります。

長距離チャーターはひとつの企業との専属契約であり、目的地もその企業と関係のある営業所や工場であることがほぼ決まっています。ですので、複数の契約先の荷物を輸送する際のように、複数の目的地がかけ離れた場所に点在している可能性が比較的低くなるのです。それに加え、案件の内容によってはひとつの目的地に配送を行うだけで済む場合もあります。

破損のリスクが低くなる

また、専属契約であるということは、荷物の種類や大きさにバラつきが生じづらくなるということでもあります。複数の契約先のものを輸送する場合、大小異なるさまざまな荷物を営業車に収納することとなりますが、ひとつの企業との契約ではその可能性が比較的低いです。

そのため、破損や落下といった物理的なトラブルが発生しづらくなります。また、荷物のチェックも容易なものとなるので、紛失や積み忘れなどが発生する可能性も低くなるのです。

 

長距離チャーター便において大事なこと

長距離チャーター便をうまくこなし大きな利益を得るために心がけておきたいことを、この項目にて解説を行っていきます。

体力、健康管理には十分な注意を

長距離チャーター便を行う場合、重要になってくるのは体力です。長時間営業車の運転を行うこととなるため、一回の輸送にかなりのスタミナと集中力が必要です。

もし睡眠不足や疲労によって体力や集中力に乱れが生じていれば、事故や誤配のリスクはそれだけでかなり高まってしまうのです。単純なことではありますが、くれぐれもご注意ください。

事前に目的地のチェックを欠かさない

カーナビの普及によって、軽貨物配送業務も以前と比べ容易なものとなりました。しかし、長距離チャーターの場合、カーナビを利用していたとしても予期せぬルートミスが発生する場合があります。カーナビのシステムによっては長距離を苦手とし、不必要に時間のかかってしまう道をナビゲーションしてしまうことが起こり得るからです。

そのため、カーナビばかりに頼らず、事前に地図を見るなどして目的地への経路を把握しておくようにしましょう。誤配、遅配の発生は今後の契約に関わります。

 

支援業者との連携で早期に長距離チャーターが受けられる体制づくり

長距離チャーター便は専属契約のため、企業と一定の信頼性を築いていることが前提となる場合がしばしばで、開業まもなくはなかなか請けることができません。

しかし、すでにさまざまな企業とのコネクションを持っている軽貨物独立支援業者の協力があれば、比較的早期にこうした案件を受注することも可能です。